
「才能がないから無理」…その思い込みこそが壁だった

副業にこれまで何度も挑戦し、YouTube・AI・ブログと試してきた私が、「どうすれば継続できるか」を模索してきた中で見えてきたのは、意外にも“才能”ではなく“考え方”の問題でした。
「副業って、結局“才能”がある人しか続けられないんじゃないか?」
そんなふうに思っていた私が、実際に何度も挑戦と挫折を繰り返す中で気づいたことがあります。
それは、副業が続かない本当の理由は“才能”の有無ではなく、知らず知らずのうちに抱えている“思い込み”にあるということです。
副業を始めたい。
でも30代で子育て真っ最中、時間も気力も足りない。
それでも「将来の不安を減らしたい」「副収入が少しでもほしい」と思っていませんか?
- 何から始めればいいかわからない
- 成果が出ていないうちは発信するのが怖い
- 本業と子育てで副業の時間が取れない
この記事では、そんな私が“続けられる副業”にたどり着くまでに手放した3つの思い込みを紹介します。

副業をやろうと決めてから、最初の半年で3回は方向転換しました。
全部“思い込み”が原因だったんです。
読んでいただければ、
- 今つまずいていても大丈夫だと思える
- 自分に合った副業スタイルが見えてくる
- 続けるために何を見直せばいいか分かる
このようなヒントを得られるはずです。
声に自信がなくても発信はできると気づいた

副業を始めようと考えたとき、私はYouTube投稿を最初の選択肢にしました。
金融や投資のテーマを軸に、自分の体験を交えながら、初心者向けの情報発信をしていく。
そんな理想を描いていました。
でも、実際に取り掛かってみると、第一のハードルになったのは「自分の声」でした。
録音した音声を聞き返すたびに違和感を覚え、「自分の声に説得力なんてあるのか?」と落ち込む日々。
さらに、完璧な台本を作ろうと、プロットを練るところから始まり、動画の収録や音声編集、映像のカット編集までを自分ひとりで行い、1本の動画を完成させるまでに多くの時間とエネルギーを費やしました。
これを週に1本、継続できるのか?と自分に問いかけたとき、答えは「NO」でした。
「じゃあ、他にどんな方法がある?」と考え直した結果、出会ったのが“ブログ”という選択肢です。
文章であれば、声に自信がなくても発信できる。タイミングを気にせず、自分のペースで書き進められる。
- 発信のハードルが下がった
- 収録や編集にかかる負担が減った
- 自分の言葉でじっくり思考を整理できた
あなたももし「声に自信がない」「話すのが苦手」と感じているなら、発信手段を見直すだけでグッと楽になるかもしれません。
完璧を求めすぎると、行動が止まる

私はこれまで、YouTubeに加えて、SunoというAIツールで作ったBGMを投稿したり、画像生成AIでキャラクター素材を制作したりと、ブログやYouTube、AIツールなど様々な副業に挑戦してきました。
それらはすべて「短期間で結果が出そう」「トレンドに乗っている」という理由で選んだものでした。
けれど、気づけばどれも途中で手が止まり、更新が続きませんでした。
その原因は明確で、私は常に「ちゃんとしなきゃ」「もっと質を上げなきゃ」と完璧を求めすぎていたのです。
- 投稿までの時間が長くなり、ハードルが上がる
- 完成度に納得できず、ボツになるコンテンツが増える
- 自分の発信に自信を持てず、行動が止まる
ブログを始めてからは、あえてハードルを下げてみました。
- 文字数は1000字でもOK
- 画像は簡易的なCanva画像でOK
- 「完成度60%でも出す」ことを自分に許す
その結果、不思議と「出すこと」が怖くなくなり、自然と更新頻度も上がっていきました。
あなたも「もっと良くしてから…」と投稿を先延ばしにしていませんか?
完璧じゃなくても、あなたの経験や視点には価値があります。
まずは出してみる。そうすることで、自信や改善点も自然と見えてくるはずです。
頼ることは甘えじゃない、継続のための戦略だった

副業を始めたばかりの頃、私は「すべてを自力でやらないと意味がない」と思い込んでいました。
自分で調べて、自分で書いて、自分で投稿する。
誰の力も借りないことが“かっこいい”とすら感じていたのです。
けれど、現実はそんなに甘くありませんでした。
私は工場勤務でシフト制。子どものお風呂や寝かしつけに加えて家事もこなしており、まとまった作業時間を確保すること自体が難しかったのです。
そこで使い始めたのが、ChatGPTのようなAIツールです。
最初は「これってズルなんじゃないか?」と少し抵抗がありましたが、今では構成案の壁打ち相手として欠かせない存在です。
さらに、妻とも時間の使い方について話し合い、週に数時間だけ「副業に集中できる時間」を作ってもらうようにしました。
- 作業の効率が上がった
- 精神的な余裕ができた
- 家族との信頼関係も深まった
頼ること=負け ではない。
頼れる環境をつくることこそが、継続への第一歩でした。
あなたも「自分ひとりでやらなきゃ」と無意識に抱えてしまっていませんか?
家族・ツール・周囲の人──何かを頼ることで、あなたの副業はもっと続けやすくなるかもしれません。
まとめ

副業で結果を出す前に、私が本当に求めていたのは「続けられる形」でした。
いま私は、ブログを中心に月1万円の副収入を目指し、将来的には月5万円まで伸ばしていきたいと考えています。
正直、まだ実績はありません。でも、それを隠すつもりもありません。
むしろ、今この「0→1」の過程こそが、同じように悩んでいるあなたの参考になると信じています。
- 声が出せなくても発信はできる
- 完璧でなくても価値はある
- 自分ひとりで頑張らなくてもいい
自分には副業が向いていないかもしれない。発信しても反応がないと、やる気がなくなってしまう。
周りがどんどん進んで見える中で、自分だけ取り残されているような気がしてしまう。
そんなふうに感じたときこそ、自分の行動が止まっていた理由を振り返ってみてください。
この文章が、あなた自身が抱えていた“思い込み”に気づくきっかけとなり、副業を「続けられる形」で始め直すヒントになれば嬉しいです。
あなたの副業は、今日からでも始められます。
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